住宅ローンの基礎知識

住宅は一生において一番大きな買い物です。何度もご自宅を購入される方は少なく、ほとんどの方が人生で一度きりの買い物になるのではないでしょうか。「住宅資金」というものは「教育資金」「老後資金」と合わせて、「人生の3大資金」とも言われており、人生における支出においても非常に高いウエイトを占めています。住宅を購入する時だけが大切なのではなく、将来の収入と支出のバランスやライフステージを考慮して、住宅選び・住宅ローン選びをしていく必要があります。

ライフプランに合わせて無理の無い返済計画を立てましょう。

住宅ローンを組む場合、20年後・30年後も無理なく返済できる計画を立てることが非常に大切です。普段の生活費だけでなく、教育費等の大きな支出も考えられるので、ボーナスや昇給を前提とした希望的観測ではなく、今の収入でも余裕を持って返済できる計画を立てていく必要があります。
また、夫婦共働きの場合は、お子様の誕生などに伴う離職、または休職による収入減も考えておきましょう。退職後は、家計収入が大きく減りますし、将来、賃金体系の変化がある可能性もあります。また、退職金も大きくあてにしないようにしましょう。
さらに入居後も固定資産税等の税金や団体信用生命保険料を支払う必要がありますので、これらも忘れずに計画に盛り込んでいく必要があります。
退職時には完済できるような返済期限を立てましょう。最終返済日を退職後とされる場合には、繰り上げ返済により、退職後の毎月の返済額に余裕を持って返済できる範囲に抑えましょう。

返済額の目安は年収の25%以内

住宅ローンの返済額は年収の25%以内に収まるようにしましょう。また、ボーナス払いよりも毎月の支払を中心に計画を立てていくのが望ましいです。ボーナス払いを利用すると、毎月の返済額は低くなりますが、ボーナス払い月の負担が大きくなってしまいます。ボーナスは景気の影響を大きく受けるため、ボーナスに頼りすぎた返済計画は危険が伴います。住宅購入を検討するときは、年収や貯蓄額、将来のイベント資金を把握しながら、無理のない「返済可能金額」を決めることが大切です。

それぞれの金利の特徴を理解する

住宅ローンを選ぶうえで重要ポイントの一つが、金利です。
つい、金利の数字だけで、良し悪しを判断しがちですが、金利には、主に3つのタイプがあることをご存知ですか?
借りている間ずっと金利が変わらないものもあれば、期間を決めて金利が変わるものもあるので、ご自身のライフプランに合わせてプランを選んでいく必要があります。

全期間固定金利

借入れ時の金利が全返済期間を通じて変動しないタイプの金利

●メリット
・借入れ後に金利が上昇しても借入れ期間中は借入れ時の金利による返済額が確定
・借入時に返済期間全体の返済計画が確定

▲デメリット
・借入れ後に金利が低下しても返済額が変わらない

固定金利期間選択型

「当初5年間〇%」など、一定期間に固定金利が適用されるタイプの金利

●メリット
・固定金利期間中は返済額を確定できる
・借入れ後に金利が低下すると、返済額が減少

▲デメリット
・借入れ後に金利が上昇すると、返済額が増加
・借入時に固定金利期間終了後の返済額が確定しないので、返済計画が立てににくい

変動金利型

金融情勢の変化に伴い返済の途中でも定期的に金利が変動するタイプの金利

●メリット
・借入れ後に金利が低下すると、返済額が減少

▲デメリット
・借入れ後に金利が上昇すると、返済額が増加
・借入時に将来の返済額が確定しないので、返済計画が立てにくい


このように3パターンの金利においてのメリット・デメリットがあり、どれが正解でどれが間違いということはありません。お客様のライフスタイルやライフビジョンをヒアリングした上で、弊社の住宅ローン診断士がお客様にあった最適なプランをご提案致します。